HYSPRO Diary
2002-08-03 (Sat)
_ 読書 「戦争広告代理店」高木徹著
夏風邪をひいてしまったので、横になりながら休み休み読書。
社会派ノンフィクションで、なかなかのヒット作です。NHKスペシャルで放映した内容をまとめて、後日談も入れた本です。アメリカのPR会社・PR戦略とは何かがよく分かります。外交の裏側も分かり、新聞を読む目が変わりました。一緒に仕事をしたことのあるPR会社の名前も出てきて、ちょっとびっくりです。まあ、私がお付き合いしている範囲は広告代理店の業務範囲ですが、広告代理店と何が違うのかやっと飲み込めました。
ハーンの気配りというかクライアントに対する気の細やかさに脱帽です。あれこそプロの仕事ですね。
筆者の感想、特に日本に対する感想がステレオタイプなので、もっと掘り下げて欲しかったのですが、PR会社の実態がよく書けています。
2002-08-05 (Mon)
_ 映画 サベイランス
B級映画ではありますがが、オープンソースを題材にした稀有な映画で、面白いです。ゲーリーという会社オーナーが人殺しをしてまでソースを盗む悪いやつで(名前からして「彼」を意識しています。でも、もろに皮肉っているようではありませんでした)、オープンソースの若者がゲーリーを退治するというストーリです。若者が使っているマシンはLinuxぽくて、コンソールを叩くシーンが何度もあり、なかなかリアルです。コマンドは、$ showall とか、一般人が見て分かるように脚色されていますが。エディタはEmacsらしきもので書いています。ただ、天才ハッカーともあろう人が、なぜ自らの肉体を使って侵入を試みるのか疑問です。こうしないと映像になりずらいからでしょうが。
_ ReiserFSにおけるファイルシステムのチェック
# reiserfsck --check /dev/hda6
などとすればOKです。問題があれば、--fix-fixableや--rebuild-treeを行います。
mountしたままではチェックできないこともあるので、その場合は、umountします。busyでumount出来ない場合は、
# fuser -muv /home
などとして、アクセスしているプロセスを見つけて処理します。
2002-08-09 (Fri)
_ 明日からお盆休みです
明日から1週間お盆休みなため更新が滞ります。気分をリフレッシュするため、PC&ネット生活をお休みすると思います。きっと...。
今、EJB Patterns本を読んでいるので、休み中には読了したいです。いやいや、こういうときこそ小説でも気長に読んでリフレッシュか。
2002-08-16 (Fri)
_ Debian BOF 2002/9/19(木)
Linux Conference 2002において、Debian BOF が開催されます。BOFとは、Birds Of a Featherのことで、「類は友を呼ぶ」という意味だそうです。親睦会といったところでしょうか。BOFだけなら、当日1000円です。私も参加してみようと思います。
日時: 2002 年 9月 19日 (木) 17:00〜19:00
場所: 東京、サンケイプラザ
2002-08-20 (Tue)
_ RWiki
誰でも更新可能(ツッコミ可能)なWebサイトを作るRubyツールです。言葉で説明するのは難しいので、例を見てください。RWiki公式サイト、tDiaryのFAQ。インストールが難しいそうですが、なんだか面白そうです。
最近Perlを書く機会が多く、はやくRubyに移行せねばと思っています。Rubyの本も増えたし、いよいよか。
_ しびれた技術
月刊ASCII今月号(9月号)にすごげな製品が紹介されました。p.226から4ページです。ArielAirOneというグループウェアなのですが、P2Pでリソースを管理するものです。
P2Pでリソース管理するシステムは最近多く目にするのですが、商用製品にしてしまったのがまず凄いです(予価1万円)。
そして、このP2Pネットワーク技術が凄いです。SOMAnet(Self Organization MAp)と呼ぶP2Pフレームワークなのだそうですが、NATやFirewallの内側でも動作するように、HTTPの上で独自のネットワークプロトコルを実装してしまったそうです。しかも、軽量なAPIで、その上で様々なアプリケーションを実装可能だとか。また、各ノードは3-5つのノードとリンクし、それを適宜変えていくことで、最適なネットワークトポロジーに自己組織化していくようです。SOMAnetをOpen Source化する考えもあるそうで、こういうネットワークインフラ技術は、Open Source化による利点が大きい分野なので、ぜひそうして欲しいです。
ほんと、こういう仕事がしたいですね。なんと、従業員10名のベンチャーだそうで、組織としては弊社と変わらない点にも、びっくりしました。素晴らしいです。昨日からベータ版が無料公開されているので、早速ダウンロードしてます。20日中にLinux版も公開と書いてありますが、まだないようです。
インストールしてみましたが、当然、一人でやっていても意味がないことに気づきました。帰って妻のPCにも入れてみます。ルームを共有してみよう(同じグループに所属すること)という方、一緒に使ってみませんか。
_ Jakarta-Struts本
Struts本の出版予定がamazon.co.jpに載っていたので、紹介します。amazonを見に行ったら、あなたへのお勧めということで、この2つの本を発見しました。amazonの推奨エンジンの正確さにいつも驚きます。
Programming Jakarta Struts O'Reilly。こちらは、strutsのMLで活発にpreviewされていて内容も深く、良書だと思います。previewがまだダウンロードできるので、いまのうちにGetしておくとよいかもしれません。
Mastering Jakarta Struts。Masteringシリーズです。
しかし、私は最近Cocoon2を使う機会が多く、Velocityも試してみたいので、Strutsは使わないかもしれません。
2002-08-25 (Sun)
_ Rubyはじめました
Ruby素晴らしいです。確かに楽しいプログラミングが出来そうです。みんなが熱中するだけのことはあります。配列やイテレータの機能は感動しました。その他、メソッドにはブロックがあったり、演算子オーバーロードできたり、賢い型変換など、面白そうです。少なくとも私は金輪際Perlを書くことはないでしょう。
Rubyを見てしまうと、Javaが高級言語に見えなくなります。Javaを見るとCが高級言語に見えなくなるようにです。Ruby自体がオープンソースなので、進化速度もはやく、ライブラリもかなりあるようです。Javaもうかうかしてられませんね。Rubyはスクリプト言語ですが、マシンの速度も今後更に上がるでしょうから、その点の不利はなくなるかもしれません。特に、Javaも中間コンパイルですから。
J2EEみたいなサーバーサイドのフレームワークがRubyに現れるのも時間の問題かもしれません。PythonによるZopeの例もあります。Rubyのライブラリがどんどん発展していくのなら、2年後くらいにはJavaの地位もあやういかもしれません。少なくとも、ちょっとしたアプリなら、Rubyで出来ないかまず検討してみる価値があります。CGIを支援するライブラリもあるので、CGIでもRubyはOKです。さすがに、J2EEのアプリケーションサーバーのような枠組みまではRubyにはありませんが(と思う)、今後ますますRubyが流行っていくと、そのうち誰かが作るでしょう。
入門本としては、「たのしいRuby」高橋征義+後藤裕蔵著,まつもとゆきひろ監修(Softbank Publishing)がお勧めです。特に、既存の言語を知っている人にとってはすらすら読めるでしょう。
2002-08-26 (Mon)
_ SourceForge, Slashdot 内部構造群解
Rubyについて調べているうちに偶然「SourceForge, Slashdot 内部構造群解」なるものを発見しました。
_ RubyではServletContextがない
CGIなので当然といえば当然なのですが、Web application内のグローバルなメモリ領域がありません。すなわち、ユーザーセッション間で共有したい情報を入れるところで、ServletでいうところのServletContextです。Rubyでは、ファイルやDBを使うしかありません。
mod_rubyなら使えるかなとも思ったのですが、Apacheの実装はApacheのプロセスが頻繁に変わるようになっているため、使えません。もしかしたら、Apache2のthreadではOKかもしれませんが。
2002-08-27 (Tue)
_ るびきちさんとお話する
Rubyの情報を得ようとるびきちさんのページを読んでいて、rbchatというチャットアプリのデモがあったので、とりあえず足跡をのこしたら、なんとるびきちさんとお話できてしまいました。感激。しかも今朝、256本の魔道編(るびきち著)を買ったというタイミングの良いこと。これも何かの縁でしょうか(^.^)。ありがとうございました。
_ 受託開発の契約書の雛形
情報サービス産業協会(JISA)が受託開発の契約書の雛形を研究してくれています。JISAソフトウェア開発委託モデル契約です。
2002-08-29 (Thu)
_ screenのすすめ
ただただしさんのところでscreenが盛り上がっています。screenとは、一つの仮想端末(ktermなら一つのkterm)の中に複数のスクリーンが持てる優れもののソフトらしいです。あるスクリーンをバックグラウンドにして放置し後から復旧できたり(このためリモート操作しているときに回線が切断されても大丈夫)、スクリーンアウトした画面を呼び出してコピーできたり、確かにとても便利そうです。
Zinniaさんのところにもリンクがありますが、screenに関する詳細は、でかいのさんのところやLinux Japanの記事・広瀬さんのところが参考になります。
Debian links:スレッドテンプレ, Debian Quality Assurance, Debian Package Tracking System
written by はんばあぐ

_ miki [ジュラシックパークで出たコンピュータの画面もX-Windowsで動いていたような気がするのでUnix系でしょうか。映..]
_ Oかもと [おお、女の子が、「UNIXなら分るわ」と言って、ロックを解除する(だったかな...)名シーンですね。あれは、紛れもな..]