2002-10-13 (Sun)

_ Zopeの何が凄いかというと

ZopeはPythonで作られたWebアプリケーションサーバーという紹介がされるのですが、Java好きから見るとこの言葉は誤解されそうです。確かにAppServerなのですが、Javaのそれとはかなり趣が異なります。ZopeはZopeだと言うしかないくらい個性的です。あえて形容するなら、むしろ、Apacheに近いのではないでしょうか。

Apacheは、Local Fileとして、コンテンツとなるHTMLファイルやCGIファイルを置き、それを認識したApacheが配信します。Zopeは、Zopeの中に静的コンテンツや動的スクリプトをオブジェクトとして置き、Zopeが配信します。だから、人間に対するインターフェースとしてはApacheを拡張したものに近いような気がします(一方、JavaのAppServerは、実行環境の拡張、VMの拡張という感じがします)。そのため、プログラミングを書かなくても静的コンテンツを置くだけで、デザインの統一などZopeのメリットが受けられます。そんな気軽さがあるのがZopeです。もちろん、簡易DB(ODB)や「Product」と呼ばれる組み込み機能の利用など、スクリプトを書けばさらに奥が深くなります。

_ ZopeはWeb専用OSである

14日に書いていますが、話題が同じなのでここにまとめます。

mojixさんの日記にある通り、私も上の日記を書いた後にそう思いました。ZopeはWeb専用のOSであると。Zopeは、独自のファイル管理システムがあり、プログラムを書かなくてもファイルを置くだけでメリットがあるので、Web専用のOS、もしくは、既存のOS上で動くWeb Virtual Machineと呼べるものかも知れません(WVM、マーケティング的にいい言葉だな)。

Zopeのファイル管理は、ODBとして実装されていて、一つのLocal Fileになります。だから、Zopeのインストールは、VM Wareで、Windows上にLinuxをインストールする感覚に似ています。そして、OSのようなZopeにアクセスするには、TerminalやConsoleではなくて、通常のWebブラウザを使います。だから、ファイル(Zopeオブジェクト)を置くのに、FTPなどという作業ではなくて、ブラウザ上に直接書いて送信します。

Zopeを知らない人にいきなりOSだと言ってもピンとこないでしょうから、Apacheの拡張の方が初めは通りやすいでしょう。Local Fileを見るApacheはprimitiveであり、現代の文脈に合わせて静的コンテンツとスクリプトとをオブジェクトとして一緒に管理できるようにしたのがZopeであると。

業務連絡:mojixさん、日記の日付にLabelがあると嬉しいです。

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_ miki (2002-10-19 (Sat) 08:21)

JBossは自らのことをWebOSと呼んでいます。まだJMXというカーネルしか存在しないけど。;-)

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