HYSPRO Diary
2003-01-05 (Sun)
_ ZopeでWiki〜WikiClone探し
Pythonで書かれたWikiCloneであるMoinMoinの作者石本さんが、ZServer上のWikiCloneであるTsumWikiを製作中のようです。ソースは公開されていませんが(スクリプト言語なので、ソースが公開されていないということは他人は使用できない)、ご自身のサイトでの運用が開始されています。いずれソースが公開されるようです。
なんでも、Zope APIが流動的すぎて、Zopeアプリを作るはしんどいそうです。一度アプリを作っても、Zopeの(マイナー)バージョンアップでAPIが変更され、作り直しになるようです。そこにきてZope 2からZope 3へのメジャーアップを控え、今後もAPIが変更され続けるのが明らかとなり、Zopeアプリの製作はしんどさを増しているようです。
そこで、ZServer上のアプリを作ったようです。ZServerとはZopeのHTTPサーバー部分のことで、ZopeのオブジェクトDB(ZODB)に触れたり出来ます。Javaで喩えるなら、Zopeフレームワークを使ったアプリはベースとなるAPIの変更が激しいため、Servletから直接自分で書いたという感じでしょうか。
という訳で、私の使うWikiですが、TsumWikiの公開をとりあえず待つことにしようかな。
_ 来年はこんな年賀状にしよう
今頃になって年賀状を書いているわけですが、頂戴した分について返事を出すことが出来ました。年賀状を作りながら、また、貰った年賀状を眺めながら、来年からはこんな年賀状にしようと考えをめぐらしていました。
頻繁に会うような人にはどんなものでも構いません。そのような人には出すこと自体に意義があるので、それこそコンビニのキティちゃんでも十分です。そうではなくて、連絡の最後の砦が年賀状になってしまっている人々にこそ年賀状を書く必要があります。
そこで、まず、イラストよりも写真にしましょう。現在のデジカメとインクジェットプリンタの威力により、高画質な写真を簡単に印刷することが出来ます。自分の写真や家族の写真が何よりも物を言います。イラストは、印刷技術が貧弱だった過去の名残なのかもしれません。
「会いたいですね」「また飲みましょう」に意味はなく、近況の文章を書きましょう。なかなか会えないからこそ最後の砦となる年賀状を出しているので、会いたい気持ちは正直なのですが、そう書いても意味がありません。それよりも、一年の出来事や家族や仕事の近況を伝え、「もうそんなに変わり、そんなに時間が経ってしまったのか。ここは一つ食事でもしなくては」という気にさせるような文章を書きましょう。
年賀状は最後の住所録なので、メアドやURL・電話番号・住所をきちんと書きましょう。相手は、去年からパソコンを使えるようになったかもしれません。できれば、裏表両方に書くと、整理する際に便利です。
_ うまいネーミングだ
Refererからたぐったねういちさんの日記の題名が「A Day In The Life」でした。やられました。The Beatlesのアルバム「SgtPepper's Lonely Hearts Club Band」の最後の曲名がこれで、John Lennonの代表曲です。
読んでみるとAge of Mythologyの愛好者のようです。先月発売されたこのゲーム、シリーズ最新作ですが、私は封印しています。初代Age of Empireから私はプレイしていて、大好きなゲームです。Microsoftの製品の中で最も感動する素晴らしい製品です(^^;。大学の後半に出会い忙しい時期だったので夜な夜なはまるということはありませんでしたが、大学1年の時に出会っていたら間違いなく廃人になっていたでしょう。
でも私は下手の横好きでなかなか上達しません。戦闘中心に見えるこのゲームは実は生産重視で、3rd時代までに17-8分で進化するとか、1分1秒を争うスポーツです。進化方法は理解しているつもりなのですが、なぜか私はうまく出来ないので、上手な方是非うしろから見学させてください。
_ 関数プログラミング
関数プログラミングへの招待を見つけました。うーん、世の中深い。
2003-01-06 (Mon)
_ tdiary debのコメント
とらねこさんからtdiary debのコメントを頂きました。ありがとうございます。ラジャーです。このコメントも参考に。pluginのDependsは気づきませんでした。Namazuなども考慮するといろいろありますね。でもこれはやりがいがあります。この日記のNamazu環境が整っていないので、はやくやらないとと思っているところですから。pluginを別パッケージにした方が見通しがよいですね。
debuildでパッケージするようになったので、lintianは通しています。Errorはなんとか消したのですが、Warningはどうしてよいか分からないものもあり全て消えていません。Debian-JP develに聞かなくてはいけませんね。次の課題は、ご指摘を反映させ、Debian-JPやDebianの公式パッケージに採用されるよう働きかけることです。
2003-01-07 (Tue)
_ ゴール(Theory Of Constrains)を読みました
話題遅れになりますが、「ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か」を読みました。とっても面白かったです。旅行中に読もうと年末に買ったのですが、読み始めたら止まらず、結局旅行前に読み終わってしまい、旅行中は続編を読んでいました。
有名な本なのであらすじを紹介するまでもないかもしれませんが、工場における生産管理の新手法TOCを説く本で、教科書でありながら小説仕立てとなっている点がユニークです。TOC理論にも感心するのですが、小説としても面白く、主人公の奥さんが実家に帰ってしまったりして、先が知りたくなります。また、子供と一緒に行ったキャンプが主展開の縮図となっていて、そこでアイディアが閃くといった巧みな構成です。
なぜこの本を読もうとしたのかというと、XPの関連で頻繁に引用されるからです。Kent Beck自身がTOCとXPの共通性を研究しているようので、XPなコンファレンスではTOCの言葉が飛び交います。経営者層にうけたTOCをXPと関連付けられれば、世間に理解されやすいという事情もあるようです。
ソフトウェア開発とTOCとはあまり関係しないように私は思えたので、ソフトウェア技術者必読という訳ではありませんが、話も考え方も面白いので一読をお勧めします。
続編の「ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス」を読み進めているところですが(邦題をゴール2にしてしまうところがマーケティング上手ですが)、こちらはさほどエキサイティングしません。理論も漠然と(それこそ「雲」)してますし、クサイ小説になってしまっています。翻訳3巻目の「チェンジ・ザ・ルール!」がもろにソフトウェアの話なので、これに期待して読んでいきます。
2003-01-10 (Fri)
_ Hibernate - O/R mapping tool
Dannさんご推薦のO/R mapping toolなので、メモ。Torqueが最低ランクになっているので、興味があります。Hibernateのsourceforgeを見に行くと、Wikiに飛びます。Getting Startedのドキュメントがない?ので、詳細はDownloadして使ってみないと分かりません。
O/R mapping toolsは最近いろいろ見かけるですが、大本命であるEJB 2.0のCMPがそこそこ簡単になった今、よほど楽でないと使う意味が薄れます。EJBは、O/R mappingの機能だけでなく、Transaction, Thread, Cache, Join, Distributed Object, EJB-QLなどもあるので、使わない手はないです。
もうちょっと荒いドキュメントが欲しいですが、詳細なドキュメント。BaseClassを継承しなくてよいのは利点ですが、TestはEJBでも出来るので特別Testが楽になるわけでもないし、うーん、微妙ですね。同じような設定を書くんだからCMPでいいじゃんと思うのですが。
_ 遅ればせながら、zshとscreenを導入
遅ればせながら、zshとscreenを導入しました。どちらも、apt-get install zsh screenでOKです。
以前にも書いた気がしますが、再度、screenの情報は、Linux Japanの記事 [through Asumi日記]。
zshは、ここなど。まあ、zsh zshrcでググればよろしい。
2003-01-13 (Mon)
_ JaJakartaオフ行ってきました
昨夜JaJakartaオフに行ってきました。みなさんお疲れ様でした。やまぐちさんやskinirさんにお会いできたりして、日記話にも花が咲きました。楽しかったです。またお会いしましょう。
はんばあぐ名刺を作らないと不便かも。
_ JavaなCMS Kvasir/Sora
skirnirさんはtDiary CloneであるkDiary(Java)を作っているそうです。しかも、Contents Management System(CMS)であるKvasir/Sora(Java)なるものを自分で作成し、その上で動くアプリ例がkDiaryなのだそうです。Zopeの話でも盛り上がりました。興味津々。
環境はTomcat + MySQLで、バイナリはOSファイルだけど、ディレクトリ構造はMySQLで管理しているそうです。
_ LinuxのプレゼンテーションツールMagicPoint
Linuxに、MagicPointなるプレゼンテーションツールがあります。例:Debianパッケージの作り方 by 武藤さん [through やまぐちさん]。
2003-01-14 (Tue)
_ Re: tdiary.debをDebianに上げないのか
ここにも書きましたが、次の目標は公式パッケージ化です。tDiaryの世界デビューを目指しますので、ご期待ください。
今のtdiary.debは動作するという点では問題ないのですが、Debianのパッケージポリシーに照らすと不十分な点があります。Debianの公式パッケージになるにはこのポリシーをクリアしなければなりません。今のtdiary.debは他のdebパッケージとの依存関係の設定があいまいな点など不十分な点がありますので、Debian-JP devel MLなどの助言を借りてそれらを精査し、まずはDebian-JP公式パッケージを目指します。なお、機能豊富なPluginを別パッケージにすることで、tDiary coreパッケージを独立させて軽量化し、取り込まれやすくなるようにしていきます
Debianには代理コミットの制度がありますので、改善されたtDiary.debはとらねこさんの力を借りて本家に取り入れて頂きたいと思っていて、お願いもしてあります。ゆくゆくは、私自身が公式メンテナの資格を得て、自分でコミットしたいです。これは、今年の私の目標の一つでもあります。
というわけでツッコミありがとうございます。こうやって反応を頂くことが何よりやる気にさせます。
_ 成毛眞氏講演録
元マイクロソフト社社長の成毛さんの講演録です[through がんばれ!!ゲイツ君]。マーケティングについて語っているのですが、いやはや凄い。あんたが言うか、という感じです。本音なんでしょうね。でもこれを真似したら悲惨な目にあうと思うのですが。
_ Windows NT/XPのHOSTSファイル
C:\winnt(on NT or WINDOWS on XP)\system32\drives\etc\hostsがそれです。
2003-01-16 (Thu)
_ Debianized tDiary 1.5.2 (1)
erbの依存関係を実験中です。tDiary付属のerbではなく、Debianのerbパッケージを使うようにしてみました(erbディレクトリをなくしただけですが)。特に問題ないように見えます。このページで人柱中です。このままうまく動けば、Debianized tdiary coreは簡素になります。
_ cvs.sourceforge.netが落ちているように見える
只今日付が変わったばかりですが、cvs.sourceforge.netにlogin出来ません。サーバーが落ちていると思うのですが...。私の設定が悪いのか(特に設定などない筈だが)?
_ screen + Emacsで、backspaceがdeleteになってしまう
screen + Emacsで、backspace(前文字消去)がdelete(その文字消去)になってしまいました。これを回避するには、.screenrcに
bindkey -k kb stuff \010
_ と書きましょう by Mad-P音ゲー日記。
2003-01-20 (Mon)
_ 日経新聞にblog
今朝の日経新聞の科学技術ページに米国のblogを紹介するコラムが載っていました。日経新聞に書かれるほどメジャーになったのですね。blogを利用するユーザーが多いこと、blogベンチャーが何社か起業されたこと、blogを使ったmarketingを利用する企業が現れたこと、などが書かれています。
あと半年もすれば、日本の日記文化が紹介されるかな? 日本のWebシーンを語るには2chなどの掲示板文化の分析が欠かせないので、複雑そうですが。
_ WebWork
またまた新種のWeb Frameworkを見つけました。WebWorkです [through とらねこさん]。
ドキュメントを読みましたが、概念はStrutsと同様なので、特別感動するものではありません。ただし、いくつかの点で特徴があります。
(1)Webに限らないらしい。これにはWebWorkな人々の間にも賛否両論あるようです。そのように育つのかもしれませんが、現状はWeb Frameworkと見たほうがよいでしょう。
(2)Work Flowの機能がある。Wizadという名前の機能があります。
(3)Viewのサポートが多い。Velocityも自然に書けるようです。
(4)Actionを連鎖できる。粒度の細かいActionを作れそう。
(5)Expression Languageがちょっと豊富。ELと呼ばれる式表現がちょっと柔軟です。
まあ、今すぐStrutsを捨て去るほどのものではないが、注目という感じでしょうか。同様ならStrutsを使っていればいいわけで、もうちょっとアイデアが際立たないと乗り換えまではいきません。
_ DebianでJDK 1.4を使うには
DebianでJDK 1.4を使うには、3つ方法があります。
(1) SunのJDKを落としてそのまま使う。ちょっとDebianぽくないですね。
(2) SunのJDKをdebに変える。mpkg-j2sdkというツールがあるので、これを使います。
(3) Blackdown JDKを使う。これが本命なのですが、なかなかFIXしないのと、libc6の高いバージョンを要求されるので(改善しようとしているらしいが)、他のパッケージとの整合性をとるのが難しいのが難点です。
apt-lineはこんな感じです:パッケージ名はj2sdk1.4.1です。
deb http://www.mirror.ac.uk/sites/ftp.blackdown.org/java-linux/debian unstable non-free
_ (4) Innovation Software Groupの私製Debian Packagesを使う。一番お手軽です。
apt-lineはこんな感じです:
# +++++ ISG +++++ deb http://debian.innovationsw.com/debian unstable/$(ARCH)/ deb http://debian.innovationsw.com/debian unstable/all/ deb-src http://debian.innovationsw.com/debian unstable/source/
_ パッケージ名はj2sdkです。ここの会社(?)はXDocletやJBoss 3.0.xのdeb化にも取り組んでいて、それらをゲットできるおまけ付きです。ただし、Antのスナップショットとかも置いてあるので、apt-get upgradeするときは注意してください。私はこれではまりました。ここのAnt 1.6alphaになってしまって、自分のXDoclet 1.5.1との相性が悪く、悩みました。 01/21記:Sun's JDKのライセンスで再配布出来ないので、落としちゃいけません。
2003-01-21 (Tue)
_ Innovation Software Group
Innovation Software Groupが私製debを公開しています。apt-lineはこんな感じです:
# +++++ ISG +++++ deb http://debian.innovationsw.com/debian unstable/$(ARCH)/ deb http://debian.innovationsw.com/debian unstable/all/ deb-src http://debian.innovationsw.com/debian unstable/source/
_ ここではXDocletやJBoss 3.0.2のdeb化に取り組んでいます。JBossのdebはまだ安定していないようです。
2003-01-29 (Wed)
_ TsumWikiダウンロード開始
MoinMoinの作者さんが新たに作ったTsumWikiのダウンロードが開始されました。TsumWikiは、PythonのWiki Cloneです。ASIPさん、ツッコミThanksです。
Zope + ZWikiでWiki Cloneに対する私の心は固まっていたのですが、こちらも試してみます。
_ Kernel update
Debian Woodyでkernelをupdateする方法。既存のimageを使うので軟弱です。
$ sudo apt-get install kernel-image-2.4.20-686 及びsuggestsされているもの
_ RAM Diskを使って起動するinitrd.imgを使うかどうか聞いてくるので、メモ。
_ GRUBの設定
title Debian GNU/Linux, kernel 2.4.20-686 root (hd0,1) <-- /bootのあるところ ↓/bootからのパス kernel /vmlinuz-2.4.20-686 root=/dev/hda7 ro initrd /initrd.img-2.4.20-686 savedefault
_ 起動フロッピーの作り方
# /sbin/mke2fs /dev/fd0 # mount -t ext2 /dev/fd0 /floppy # /sbin/grub-install --root-directory=/floppy /dev/fd0 # cp /boot/boot/grub/menu.lst /floppy/boot/grub/ # umount /floppy
_ モジュールあれこれ
NIC SIS900(/lib/modules/2.4.20-686/kernel/drivers/net/sis900.o)を読み込ませるには、
1. /etc/modulesに、sis900を追加。
2. /etc/modutils/aliasに、alias eth0 sis900を追加。
コマンドとしては、modconf, modprobe, update-modules。
Debian links:スレッドテンプレ, Debian Quality Assurance, Debian Package Tracking System
written by はんばあぐ

_ kdmsnr [チェンジ・ザ・ルールは面白かったです。つい昨日読み終えました。]
_ はんばあぐ [チェンジ・ザ・ルールはやはり面白いですか。思考プロセスをはやく読み終えたいのですが、読みふける程は面白くなく、中止す..]