話題遅れになりますが、「ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か」を読みました。とっても面白かったです。旅行中に読もうと年末に買ったのですが、読み始めたら止まらず、結局旅行前に読み終わってしまい、旅行中は続編を読んでいました。
有名な本なのであらすじを紹介するまでもないかもしれませんが、工場における生産管理の新手法TOCを説く本で、教科書でありながら小説仕立てとなっている点がユニークです。TOC理論にも感心するのですが、小説としても面白く、主人公の奥さんが実家に帰ってしまったりして、先が知りたくなります。また、子供と一緒に行ったキャンプが主展開の縮図となっていて、そこでアイディアが閃くといった巧みな構成です。
なぜこの本を読もうとしたのかというと、XPの関連で頻繁に引用されるからです。Kent Beck自身がTOCとXPの共通性を研究しているようので、XPなコンファレンスではTOCの言葉が飛び交います。経営者層にうけたTOCをXPと関連付けられれば、世間に理解されやすいという事情もあるようです。
ソフトウェア開発とTOCとはあまり関係しないように私は思えたので、ソフトウェア技術者必読という訳ではありませんが、話も考え方も面白いので一読をお勧めします。
続編の「ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス」を読み進めているところですが(邦題をゴール2にしてしまうところがマーケティング上手ですが)、こちらはさほどエキサイティングしません。理論も漠然と(それこそ「雲」)してますし、クサイ小説になってしまっています。翻訳3巻目の「チェンジ・ザ・ルール!」がもろにソフトウェアの話なので、これに期待して読んでいきます。
チェンジ・ザ・ルールは面白かったです。つい昨日読み終えました。
チェンジ・ザ・ルールはやはり面白いですか。思考プロセスをはやく読み終えたいのですが、読みふける程は面白くなく、中止するのは気が引けます(^^;。