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(GPS将棋開発参加記録)
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世界コンピュータ将棋選手権二次予選の中継を見ながら、クラスタ関係の(今日しかできない)準備を駒場でしています。今年の挑戦は208台のiMac端末の効果的な活用と、AmazonECの活用です。
台数の多いiMac端末のCPUは、Core2Duo 2.0GHz で、コンピュータ将棋選手権の他のPCと比較すると一台あたりの性能は低いものとなります。コンピュータ将棋の強さは、CPUの能力に極端に依存するので、たとえば今年激指やBonanzaが使っているXeon X5680とは1台対1台でまともに戦ってはまるで勝負になりません。そこで、グループ化して強化します。
一つ目の図は、8台の場合のGPS将棋の基本構成で、節点が局面、枝が指手に相当し、有力な一部の手を先に進めて分担して探索することを表現しています。先の方から考え始めることで、遅いCPUのハンディを緩和します。(ここまではGPW2010等で発表済)。今回はその小グループをさらに組み合わせて大グループを作ります。
この二つ目の図が32台の基本構成です。このような再帰的なグループ化が可能になったことが、あから2010以後の改良の一部です。予備実験ではこれくらい集めると、Xeon5365や5470くらい(5680には届きませんが、2007年くらいの時点での最新型)に相当するという期待の持てる結果が得られています。

Amazon EC2の方はX5570を借りられます($1.6/h 私費..木更津で選手権があったと思えばいつもの出費?)。これは手持ちの一番速いPCと同じなので魅力的。米国にあるものを使うため通信遅延が約0.2秒くらいあり、普通の方法では協調動作が難しいことと、大事なときに使えなくなったりしないか?などのリスクへの対処方法が技術的な挑戦になります。
現状の問題点: 人間の方がいらした時に適正なレーティングがつくまで対局が退屈
アイデア: ログインの際に対局割り当てで用いる希望レーティングを表明できるようにしては?
実装案1: 名前に入れる kaneko_human_300 とか。(問題点: kaneko_human_300とkaneko_human_400は同一視できる?)
実装案2: パスワードに入れる floodgate-900-0,trip,800 (問題点: ややこしい? 拡張モードとの整合性は?)
今週の大逆転とか、自動で見所を紹介機能をそろそろ作れるんじゃないかなあ。あるいは、ニュースがあり次第twitterに投稿とか。
floodgate対局組み合わせを元に戻し、平日も通常通りの運用としました。夏に予想される電力事情の変化については、様子を見ながらまた対応する予定です。
_ 山下 [パソコンの絵に一目ぼれ・・・]